似た生きものを見分けてみよう!
池には、「タニシ」がたくさんいます。
よく見ると、なんだかちょっと違います。
似た生きものを見分けてみよう!
池には、「タニシ」がたくさんいます。
よく見ると、なんだかちょっと違います。
似た生きものを見分けてみよう!
オオタニシとマルタニシの見分け
池の中をのぞくと、いろんな大きさのタニシがいます。
よく見るとちょっと形が違う2種類がいるんです。
この見分けができたら君はタニシ博士!
池の中をのぞくと、いろんな大きさのタニシがいます。
よく見るとちょっと形が違う2種類がいるんです。
この見分けができたら君はタニシ博士!
【使うもの】 バケツ、たも網
道具が必要な方、自分たちだけでは不安な方はご連絡ください!道具の貸し出し、アドバイスをいたします。
☝️タニシをたくさん集めよう!
タニシはいましたか? なれないとちょっと難しいかも。
暑い時期には泥の中や水草の陰に隠れています。殻に泥をかぶていたり、藻が生えていたりするよ。


☝️タニシを分けてみよう!
タニシがたくさん取れたら、まずは泥や苔を落とそう。
バケツに水を入れてガラガラとかき混ぜると殻の表面の泥や苔が落ちて、殻の形が見やすくなるよ!

表面の藻や泥を落としてから「なんとなく角ばってる」「巻の凸凹が少ない」というものと、丸みの強いいかにも「巻貝」というものに、なんとなく分けてみよう。
上の写真の左側の殻の周りの丸みが少ないのがオオタニシ、右側の殻の周りが丸っこいのがマルタニシ。
なんとなく分けているうちにだんだん慣れてきて、マルタニシとオオタニシの違いが分かるよ。
火打池にはマルタニシの方が多いよ。
池の中の泥をかぶった状態だとオオタニシは、▲の石のように見えるので、その方が分かりやすいかも。
因みに、オオタニシもマルタニシも昔は食べていたんだって。どちらかといえば、マルタニシの方が美味しかったとか。
☝️ 君もタニシ博士になろう!
タニシの見分け方は写真や説明で分かりましたか?
でも、本当に「わかった」と言えるのは、自分の目で見て・さわって・比べたとき!
いくつかのタニシをじっくり観察して、自分なりに「オオタニシっぽい」「マルタニシっぽい」特徴を探してみよう。
📒 観察ポイント
・殻の形(丸い?角ばってる?)
・巻きのぐあい(なめらか?ゴツゴツ?)
・殻の色(明るい?黒っぽい?)
・大きさや重さ(持って比べてみよう)
・どこで見つけた?(浅い所?水草の下?)
✏️ オリジナルメモ
・「こんな風に見分けた」
・「オオタニシはこんな場所にいた」
・「一番大きいのは〇cmだった」
・「マルタニシの方が殻が●●だった」
🧪 チャレンジ!
(興味がでたら)
・タニシのオスとメス、何匹ずついたかな?
・一番大きなタニシはどれだった?名前をつけても楽しい!
・タニシの動く速さをはかってみよう(1分間で何cm?)
おまけ情報

タニシは雌雄異体、オスとメスがいます。
触角の片方がカールしているのがオス、両方ともまっすぐなのがメス。
上の写真はオオタニシのメス。
金魚の水槽などに入れるときはオスだけ選べば、増えることがなくて安心です。
火打池には、他にも似た生きものがいます。
「オオイトトンボ」、「モノサシトンボ」、「クロイトトンボ」、「アオイトトンボ」この見分けができたら、昆虫博士になれるかも⁉
イトトンボの見分け方は「富山のトンボ」のページが分かりやすいです。
「クロゲンゴロウ」と「ガムシ」も一見すると同じに見えますが、じっくり見ると結構違います。
捕まえるのがちょっと難しいけど、捕まえたらじっくり観察してみてね!
タニシ博士になれたかな?
最近は、オオタニシやマルタニシも数を減らしているんだって
タニシが見たくなったらいつでも火打池に遊びに来てね!